水引入道

2018.7.14.水引入道 担当 渡辺
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細心の注意を払って権現沢二股を横切ると、標高差約400メートルの東北でも有数な急斜面が出迎える。ポーレットが転げ落ちるほどの岩場もあって、後に続く会員の頭が足の下にうごめいて見える。ここに来てようやく視界が開け、左手に南屏風から刈田方面に向かう南蔵王の主稜線が、圧倒的な質感で覆いかぶさってくる。‘‘花もモミジもなかりけり‘‘の緑滴る斜面を覆っているのは、ダケカンバとクマザサ。厳しい登りは更に1時間半続き、水引入道の直下の大日向に午後1時着。屏風ヶ岳を見上げる火山岩のガレ場にザックを投げ出して座り込む。「こんなにきついと分かっていたら来なかった」と清水さん。「今年一番疲れた」と孝ちゃんが後を引き継いだが、ふたりとも、一つの壁を乗り越えた満足感に浸っていたのではないだろうか?「ここまでで十分登山を堪能したから」という徹ちゃんの一声で、ジャンボリーコースからの下山を決定。予定を完結できなかったが、ひとりひとりが今後に向けての課題を持ち帰る有意義な登山であったのではないだろうか?(渡辺)

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by yamakusakai | 2018-07-24 14:36 | Comments(0)


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